09-05 著者:admin
私たちの生活を支える「海」をとりまく環境問題を「自分ごと」として捉えて、豊かな海を未来へ受け継いでいくために何ができるかを考える、日本財団「海と日本プロジェクト」。
この取り組みの一環で、県内の子供たちと一緒に7月末から2泊3日の体験学習に行ってきました。今回の調査テーマはウナギ。飯田市や静岡県浜名湖を舞台に、近年、漁獲量が減少しているウナギについて学びました。
飯田市では、かつてウナギ漁で栄えた天竜川の学習。治水のためにダムが建設されますが、ウナギにとっては遡上(そじょう)が難しい環境へ変化するという話が印象的でした。
静岡県浜名湖では、シュノーケリングを体験。汽水湖に分類され、海、川、湖の顔を持つ浜名湖にはどんな魚がいるか調査し、さらに養殖場や加工場を見学。子供たちも興味を持って学んでいる様子でした。
長野県は、いわゆる「海なし県」ですが、森や川を通して、海とつながっています。海について考える貴重な機会でした。